通行地役権とは |
通行地役権とは、当事者間の契約により設定されます。他人の土地を自分の土地の通行のために使用でき、これを第三者にも主張できる強い通行権です。
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通行地役権に関する情報メモ |
○裁判例では分譲地の道路などでこの権利が認められることが多いようです。 |
○通行地役権は当事者の合意で自由に通行の場所&方法を決めることができます。 |
○通行地役権は、要役地に従属する権利とされています(民法281条)。 |
○通行地役権は要役地から分離して他に譲渡はできず、要役地所有権に従って移転します。 |
○通行地役権の取得は、主として要役地所有者と承役地所有者との設定契約による場合や、時効による取得、遺言・譲渡・相続による取得もあります。
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○通行する人が道路を開設した場合、善意なら10年以上、悪意なら20年以上経った時は時効による通行地役権が認められることもあります。 |
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